
こんにちは!アーリーです!
DeFiを始めたいと思っても、「専門用語ばかりで勉強すら始められない」と心が折れそうになる方は多いのではないでしょうか。実際、サイトを見ても難しい言葉が並んでいて、とっつきにくく感じますよね。
しかし、ここで学ぶことを諦めてしまうのは本当にもったいないです。DeFiは理解が難しい分、参入障壁が高く、いまなおブルーオーシャンです。だからこそ、学んだ人が先行者利益をつかめる可能性があります。
というのも、私は2018年の仮想通貨バブルの頃にビットコインの存在を知っていながら、「難しそう」「怪しそう」と感じて勉強を放棄してしまいました。もし当時、少しでも学んで行動していれば――そう思うと、今でも悔しさが残ります(笑)。
同じ失敗を、みなさんにはしてほしくありません。本記事では、初めての方にも伝わるように丁寧に解説します。
DeFiとは
まずは、DeFiが何なのかをサクッと説明しましょう!
DeFiとは「Decentralized Finance」の略で、日本語では分散型金融と呼ばれます。「なんだか難しそう…」と思うかもしれませんが、安心してください。ポイントを押さえればすぐに理解できます。
従来の金融は「CeFi(中央集権型金融)」と呼ばれ、銀行や証券会社といった仲介業者が必ず存在しました。これに対してDeFiは、その仲介の役割をプログラムに置き換えた、新しい金融システムです。つまり「銀行などの管理者を排除した金融の仕組み」と言えます。
管理者がいなくても金融システムは成り立つの?

管理者がいない金融システムって成り立たないんじゃない?
こんな疑問を持つ方も多いと思います。
だって従来の金融システムでは、仲介業者が資産を代わりに守ってくれて、必要な送金を仲介していました。自分でお金を守って、自分で送金の手続きをやりたくないから、仲介者に頼んでいたんじゃないかと。そもそも管理者がいなくなったら、どうやって運営しているんだと。
DeFiはブロックチェーン技術を活用したプログラム(スマートコントラクト)で動いているため、管理者がいなくても運営されているんです!
わかりやすくいうと、自動販売機を思い浮かべるとイメージしやすいです。お金を入れてボタンを押すと、ジュースが出てきますよね。これは「お金を入れる→ボタンを押す→商品が出る」というルールがあらかじめプログラムされているからです。
DeFiも同じ。「〇〇円を入れると△△が出てくる」といったルールがプログラムされていて、ブロックチェーンによって不正や改ざんが防止されます。だから銀行のような管理者がいなくても、安心して動く金融システムが成り立つんです。
銀行などの管理者がいなくなるメリット
ここまでで、DeFiとは「銀行などの管理者を排除した金融システム」だと説明しました。
そして、管理者がいなくなることで得られるメリットは、想像以上に大きいんです!
ここからは、DeFiの魅力を構成する5つのメリットについて、解説していきます!
利用者が銀行の代わりに稼げる
DeFiにはユーザーが銀行の代わりになって稼げる仕組みがあります。
「プログラムで動いているのに、なぜユーザーが稼げるの?」と思うかもしれません。銀行を介さないなら、当然「銀行に蓄えられている資金」を誰かが用意する必要がありますよね。
例えば、1万円を100ドルに両替しようと銀行に行っても、銀行にドルがなければ両替できません。これと同じで、DeFiでも資金がなければ取引は成立しません。
そこで登場するのが 「ユーザーが資金を預ける仕組み」 です。あなたがDeFiに資金を預けることで、銀行の役割の一部を担い、その見返りとして報酬を得られるのです。
つまり、「流動性提供者=あなた」 が資金を預けることで、別のユーザーがその仮想通貨を使って両替できるようになります。そして、その際に発生する両替手数料が、あなたの利益になるのです。
少し難しく感じたかもしれませんが、「DeFiでは、あなたが銀行の役割の一部を担うことで稼げる」このポイントさえ覚えておけば大丈夫です!
手数料がかからない
銀行などの管理者がいなくなると、余計なコストがかからなくなります。
たとえば、ぼくらが銀行にお金を預けても、受け取れる預金金利はせいぜい0.2%程度。仮に100万円を預けても、1年間で増えるのはわずか200円です。これは銀行が仲介手数料をしっかり抜いているからなんですね。
仕方ない部分もあります。受付のスタッフの人件費、優秀な銀行マンの給与、都内の一等地にあるオフィスビルの維持費など、銀行の運営には多くのコストがかかっているからです。
DeFiなら管理者がいないので、余計なコストがかかりません。受付のスタッフも営業マンもいない。オフィスもATMも存在しない。あるのはプログラムコードだけ。だからこそ、運営コストを削減できるので、余計な手数料がかからなくなります。
24時間365日いつでも利用できる
DeFiは既存の金融機関とは異なり、管理者都合でサービスが使えなくなることはありません。銀行や証券会社は、営業時間や定休日、サーバーダウンやメンテナンスといった事情により利用できないタイミングがありますよね。

送金したいのにメンテナンスで振り込めない~><
こんな経験を一度は味わった方も多いのではないでしょうか?
一方、DeFiはみんなで分散管理された金融システムであるため、24時間365日いつでも利用できます。サーバーダウンやメンテナンスで使えない、といったことも起きません。このように、管理者側の都合に振り回されず、いつでも自由に使えるのがDeFiの大きなメリットです。
権力に左右されない金融 ― DeFiの透明性
銀行や証券会社といった従来型の金融サービスは、すべてをその会社が管理しています。
そのため、利用者は不利益を被ることがあります。

「預金封鎖」により、自分のお金なのに突然引き出せなくなることもあるんだよ
例えば、2013年にキプロスでは預金課税を目的として預金封鎖が実施されました。インターネット上での資金移動も制限され、その結果ビットコインへの資金流入が起きたのです。
また、金融システムの透明性が低いことも問題です。社外の人は内部データを確認できないため、粉飾決算や不明な資金移動があっても気づけません。仕組み上、権力者が好きなように操作できてしまうのです。
一方、DeFiの透明性は非常に高いのが特徴です。
プログラムコードが公開されているため、資金の流れを誰でも追跡できます。しかも世界中の人が監視できるので、怪しい動きがあればすぐに発覚します。
このように、DeFiは透明性が高く、公平で公正な取引を実現します。従来の金融のように権力者の言いなりになる必要はなく、利用者自身が安心して参加できる仕組みなのです。
貧困街から才能を救う
発展途上国の貧困層やスラム居住者の多くは、身分証明や住所がないため銀行口座を持つことができません。現在も世界で約17億人が銀行口座を持てないと言われています。その結果、彼らは現金の手渡しでしか商売ができず、グローバルな経済活動から取り残されているのです。
しかし、DeFiと仮想通貨があれば状況は一変します。
銀行口座を持っていなくても、依頼主が仮想通貨で直接報酬を支払い、働いた人は受け取った報酬を好きな仮想通貨に交換して利用できます。
例えばナイジェリアは世界でも仮想通貨利用率が高い国の一つなんです。銀行口座を持たない人々が、スマートフォンとデジタルウォレットを使って国際的な仕事の報酬を受け取っています。特にフリーランスのプログラマーやデザイナーが、依頼主から直接ビットコインやUSDT(ステーブルコイン)で支払いを受けるケースが増えています。
つまり、銀行口座を作れないせいでスキルを活かせなかった優秀な人材が、DeFiと仮想通貨の力によって世界に向けて活躍できるようになるのです。これはまさに、金融のあり方を根本から変える大きな革命だと言えるでしょう。
DeFiのデメリット
もちろん、DeFiには大きな可能性がある一方で、注意すべきデメリットも存在します。
どんな技術にも光と影があるように、DeFiも万能ではありません。メリットばかりを強調すると危険であり、リスクを理解したうえで利用することが大切です。
ここからは、利用者が特に意識しておくべき代表的な3つのデメリットを紹介します。
始める難易度が高い
DeFiは参入のハードルが高いのが現状です。
仮想通貨に触れたことがある人やテクノロジーに理解がある人はまだ少なく、日本では金融知識を持つ人すら限られています。
そのため、DeFiを始められる人はごくわずかでしょう。仮に1,000人がこの記事を読んでも、実際に挑戦するのは1人程度かもしれません。
一方で、この参入障壁の高さこそが「稼ぎやすさ」につながっているとも言えます。誰でも簡単にできるようになれば、当然うまみは減ってしまいますからね。
トラブルはすべて自己責任
DeFiは「分散型金融」という名前の通り、特定の管理者が存在しません。
クレジットカードなら不正利用や紛失時にカード会社がサポートしてくれますが、DeFiではそうした救済措置は一切ありません。
どんなトラブルが起きても、どれだけ損失を被っても、すべて自己責任である点には十分注意が必要です。
ブロックチェーン手数料(ガス代)がかかる
DeFiに限らず、ブロックチェーンを利用する際には「ガス代」と呼ばれる手数料を支払う必要があります。
これはいわば「書き込み手数料」であり、取引が活発になるほど高騰していきます。
もちろん、ガス代が安いサービスも存在するため常に大きな負担になるわけではありません。とはいえ、手数料が高騰するリスクがあることは覚えておくべきポイントです。
DeFiでできること
従来の金融サービスでは、銀行や証券会社といった仲介機関を通さなければ資産の交換や運用はできませんでした。しかし、DeFi(分散型金融)はその常識を大きく覆します。スマートフォンとウォレットさえあれば、誰でも世界中の金融サービスにアクセスでき、銀行口座を持たない人でもグローバルな経済活動に参加できるのです。
では、具体的にDeFiを使うと何ができるのでしょうか?
ここからは、DeFiが提供する代表的な機能を5つに整理して紹介します。
通貨を交換する
DeFiでは、DEX(分散型取引所)を使って仮想通貨を他の仮想通貨に交換できます。
イメージとしては、私たちがbitbankやBITPOINTなどの取引所で円をBTCに換えるのと同じです。
異なるのは、取引所では「会社」を相手に両替するのに対し、DEXでは自動の無人両替所を相手に交換する点です。
Uniswap(ユニスワップ)という分散型取引所を例に挙げます。まず、多くの人がETHやUSDTなどをUniswapに預けます。すると、預けられた通貨がどんどん貯まっていきます、その結果、他の人は自分が持っている仮想通貨と、Uniswapに貯まっている仮想通貨を交換できるようになります。誰かが仮想通貨を交換するときは、Uniswapへ仮想通貨を預けていた人に手数料が入ります。
これらはすべてスマートコントラクトで自動的に処理されるため、人件費やシステム維持費がほとんどかからず、余計な仲介手数料を削減できます。
お金を貸す
DeFiでは、保有している仮想通貨を他人に貸し出すことが可能です。
メリットは、銀行よりも高い利息を得られることです。
銀行の場合、仲介手数料が差し引かれるため預金金利は0.002%程度しかつきません。
一方、DeFiでは仲介者がいないため、利息をそのまま受け取れます。借り手も低い利子で借りられます。
さらに、DeFiは世界中のユーザーが対象なので、地域を問わず誰にでも貸し出せ、スマートコントラクトが自動でマッチングしてくれるため余計な労力も不要です。
こうした個人間の直接取引は「P2P(Peer to Peer)」と呼ばれます。
ステーブルコインを発行する
ステーブルコインはドルなどの法定通貨と同じ価格を維持するよう設計されており、DeFiで最もよく使われる通貨の一つです。価格が安定しているため、ボラティリティの高い仮想通貨の世界でも安心して取引や送金に利用できます。
実はこのステーブルコインですが、実は誰でも発行することができます。

MakerDAOでは、ETHを担保として預けることでDAIというステーブルコインを発行できます。
あなたが10ETHを持っているとします。これをMakerDAOに預けると、その半分の価値にあたるDAIを受け取ることができます。例えば、1ETH=2000ドルのときに10ETHを預けると、合計で2万ドル分のETHを担保にしたことになります。その50%、つまり1万ドル分のDAIを新しく発行して手に入れられるのです。
ここでポイントは、ETHを売らなくても資金を引き出せるということです。ETHはそのまま保有し続けながら、発行したDAIを使って別の投資をしたり、生活費の支払いに充てたりできます。
ただし、ETHの価格が大きく下落すると担保が清算されるリスクがあります。例えば、ETHを2000ドルの時点で担保に入れた場合、価格が急落して1500ドルを割り込むと、担保不足により自動的に清算されてしまう可能性があります。
お金を借りる
「Compound」や「Aave」などのレンディングサービスを使えば、少ない利子で仮想通貨を借りられます。
ただし、貸し倒れリスクを防ぐため、担保額より少ない金額しか借りられません。
先ほどの例では、担保である20000ドル分のETHの所有権を維持しつつ、1万ドル分のDAIを手に入れられましたよね。つまり、手元のお金は一時的に1万ドル分増えているわけです。
この1万ドルを投資やセールでの買い物に使えるのであれば、20000ドル分のETHを担保にしてまで手に入れるのは、十分に合理性がありますよね。
銀行を介さないため個人情報の開示も不要で、迅速かつ気軽に利用できるのも大きなメリットです。
お金を預けて稼ぐ
最後に紹介するのが、仮想通貨をDEXに預けてお金を稼ぐ方法です。先述したように、DEXに仮想通貨を預けておくと、他の人が両替する際に手数料を受け取れます。この仕組みは「ファーミング」と呼ばれます。
なお、先ほど紹介したCompoundやAaveなどのレンディングサービスと、UniswapのようなDEXは下記の点で違いがあります。
・DEX:無人両替所を利用する人のために事前に資金を預けて稼ぐ
まとめ:小さいな一歩を踏み出そう
DeFiは、まさにブロックチェーンがもたらした大革命です。
銀行を介さずに金融が成り立つなんて、改めて考えると本当にすごいことですよね。しかも、あなた自身が銀行の役割を担って報酬を得られるなんて、これまでの常識をひっくり返す仕組みです。
DeFiはまだ新しい分野で、専門用語も多く最初はとっつきにくいかもしれません。ですが、少しずつ学んでいけば「銀行に頼らずに金融が成り立つ」という驚きの世界を体験できます。
最初の一歩は小さくても構いません。ウォレットを作ってみる、DEXを覗いてみる、ステーブルコインの仕組みを理解してみる――その一歩が未来を変えるかもしれません。
ぜひ、新しいテクノロジーに触れてみてください。DeFiは難しく見えても、理解すればあなたの可能性を大きく広げてくれるはずです!

