

SOL(ソラナ)に興味を持ったものの、特徴やメリットがよく分からず、投資するか悩んでいる方もいるのではないでしょうか。
ソラナは、NFTやゲームなどのアプリを高速・低コストで動かせるブロックチェーンです。
この記事では、ソラナの仕組みやメリット・デメリット、将来性について日本一分かりやすく解説します。 最後まで読むことで、ソラナに関する疑問がスッキリ解決し、ソラナを買うべきか自信を持って判断できるようになるでしょう。
ソラナは今最も勢いのある仮想通貨
ソラナは数千種類ある仮想通貨の中でも、時価総額5位に入る近年最も勢いのある急成長プロジェクトです。 2020年にアナトリー・ヤコベンコ氏が中心人物となり、ソラナを開発しました。

他の仮想通貨が古参の通貨なのに対し、その革新性から多くの支持を集め、今では仮想通貨の時価総額ランキングで5位に食い込んでいます。

ソラナの特徴
正確にはプラットフォーム名である
ソラナは厳密には仮想通貨の名前ではなく、さまざまなサービスを動かすための「プラットフォーム」の名前なんです。

たとえば、スマホの中では、LINEやゲームアプリがありますよね。その“アプリを動かすための基盤”がスマホ本体です。
ソラナも同じで、仮想通貨を使ったゲームや銀行などのアプリを、ソラナの上に作ることができます。そして、その中で使われる燃料のようなお金がSOLです。
つまり、私たちが買っているのは「ソラナ」ではなく、「ソラナ上で使える通貨=SOL」なんですね。 大切なのは、ブロックチェーン関連のアプリケーションを作ったり使ったりするためのプラットフォームということを抑えて置ければばっちりです!
発行上限がないが、価値が下がるわけではない
ソラナ(SOL)には、ビットコインのような「発行上限」がありません。
ビットコインは最大2,100万枚までと決められていますが、SOLは毎年一定量が新しく発行され続ける仕組みになっています。

え、じゃあ無限に増えちゃって価値が下がるんじゃないの?
上記のように考える人もいると思いますが、実はそう単純ではありません。
SOLは「インフレ率(新しく発行される割合)」が毎年少しずつ下がるように設計されています。
最初は年8%ほどのインフレ率でしたが、毎年15%ずつ減少し、最終的には年1.5%で安定するようになっています。
つまり、最初はネットワークを成長させるために多めに発行し、成熟してきたら発行量を抑えて価値を維持するという成長期→安定期を見据えた設計になっているんです。
さらに、SOLには「バーン(焼却)」と呼ばれる仕組みもあります。
これは、ネットワーク手数料の一部を自動的に消滅させる仕組みで、発行量が増える一方で、使われるたびに少しずつ減っていく側面もあります。

つまり、SOLは増えるだけじゃなく、使われるほど減るというバランス設計がされているんです
ソラナとイーサリアムの違い

それならソラナとイーサリアムの違いって何なの?
ここまでの説明ではイーサリアムとソラナの違いが何なのかわかりませんよね。イーサリアムは分散性・セキュリティを最優先にしているのに対し、ソラナは高速処理・低コストを最優先にしている点に違いがあります。この章ではソラナとイーサリアムの違いについて、詳しく解説します。
処理速度の違い
ソラナは1秒間に数千~数万件の処理をすることが可能です。イーサリアムは1秒間に処理できるのが数十件なので、処理スピードの違いは圧倒的ですね。
手数料の違い
ソラナの手数料はほぼ無料で1回の取引は数円以下です。イーサリアムは混雑すると1回あたりの取引が数百円~数千円になることもあります。
向いている用途の違い
ソラナとイーサリアムはどちらもアプリを動かすためのブロックチェーンですが、「どんな用途に向いているか」は大きく異なります。ソラナは圧倒的な処理速度と低コストが強みで、スピード勝負のアプリに最適です。たとえばゲームでは、攻撃・移動・アイテム購入などの操作がリアルタイムで反映される必要がありますが、ソラナなら数千〜数万TPSの処理能力でサクサク動きます。NFTの売買も瞬時に完了し、手数料がほぼ無料なのでユーザー体験が非常に良いです。また、チャットやトレーディングなど「リアルタイム性が命」のアプリとも相性抜群です。
一方イーサリアムは、分散性とセキュリティの高さが最大の強みで、重要な金融アプリに向いています。DeFi(分散型金融)は資産を預けたり運用したりするため、安全性が最優先です。イーサリアムは世界最大の開発者コミュニティと実績があり、信頼性が求められる金融アプリに選ばれやすいです。また、DAO(自律分散型組織)や大規模アプリのように「長期的に安定して動くこと」が重要な用途でもイーサリアムが採用されます。
ソラナのデメリット
こうしてみると、ソラナはイーサリアムより圧倒的に優れているように見えますが、スピードを優先した結果、システムの安定性や分散性に懸念があります。ここではソラナのデメリットについて解説します。
ソラナは過去に複数回のネットワーク停止を経験している
ソラナは2021年~2023年にかけて数回の数時間~20時間ほどのネットワーク停止を経験しました。原因はNFTの人気が爆発した時期、自動プログラム(ボット)が一斉に取引を送りつけたことで、ネットワークが処理しきれなくなりました。また、高速化のために複雑な仕組みを採用しているため、アップデート時にバグが発生し、ネットワークが停止したケースもあります。
中央集権的で分散性が弱い
検索結果によると、ソラナには約1,469のノードがあるものの、
実際の取引処理の多くを約30のバリデーターが担っていると指摘されています。ソラナは高速処理を実現するために、バリデーターは高性能なサーバーが必要です。誰でも参加できるわけではなく、資金力のある人しかバリデーターになりにくいです。 ステーキングが一部の大口に集中しているため、ステーク量が多いほどネットワークの意思決定に影響を与えるため、大口の影響力が強くなりやすい構造です。
強力な競合の台頭
ソラナには強力な競合が多く存在します。最大のライバルはイーサリアムで、圧倒的な開発者数と実績を持ち、L2の普及で高速化も進んでいます。また、アバランチは高速処理とサブネットによる柔軟性が強みで、ゲームや企業向けチェーンで採用が拡大中です。さらに、Sui や Aptos といった新世代チェーンも台頭しており、並列処理や Move 言語を武器に高速領域で存在感を高めています。こうした競合が増える中で、ソラナがトップを維持できるかは、技術革新とエコシステムの成長スピードにかかっています。
ソラナの将来性
エコシステムの成長スピード
ソラナのエコシステムは、ブロックチェーン業界でも特に成長が速いことで知られています。NFTでは Magic Eden、DeFiでは Jupiter や Marinade、ゲームでは Star Atlas など人気プロジェクトが次々と誕生し、さらに Solana Mobile の登場でモバイル領域も拡大中です。高速・低コストという特徴が開発者に支持され、「新しいアプリを作るならソラナ」という流れが強まっています。その結果、開発しやすい → アプリが増える → ユーザーが増えるという好循環が生まれ、エコシステム全体が加速的に成長している状況です。
ソラナを採用する企業・プロジェクトが急増中
ソラナはその高速性と低コストを評価され、実際のビジネス現場でも採用が広がっています。たとえば、世界的な決済企業である Visa は、USDC(ドル連動ステーブルコイン)の決済処理にソラナを活用し、国際送金の効率化を進めています。また、ECプラットフォームの Shopify でもソラナ上のUSDC決済が利用可能になり、ネットショップでの支払いがよりスムーズになりました。
さらに、IoTネットワークで知られる Helium は、独自チェーンからソラナへ完全移行し、数百万台のデバイスがソラナ上で稼働しています。NFTマーケットの Magic Eden や、大型ブロックチェーンゲーム Star Atlas など、ソラナを基盤とする人気サービスも増加中です。
このように、決済・IoT・NFT・ゲームといった幅広い分野で採用が進んでおり、「実際に使われているチェーン」としての信頼性がソラナの将来性をさらに高めています。
【まとめ】ソラナは“高速時代”を象徴するブロックチェーン
ソラナは、圧倒的な処理速度と低コストを武器に、NFT・ゲーム・DeFi・モバイルなど幅広い分野で存在感を高めています。過去のネットワーク停止や分散性の課題、強力な競合の台頭といったリスクはあるものの、開発者コミュニティの急成長や大手企業の採用拡大など、将来性を感じさせる材料も豊富です。
高速・低コスト → 開発しやすい → アプリが増える → ユーザーが増える
という好循環が続いている今、ソラナは“次世代の主要チェーン候補”として注目を集めています。
ソラナの特徴・メリット・デメリットを理解したうえで、自分の投資スタイルに合うかどうか判断してみてください。ブロックチェーンの未来を語るうえで、ソラナは間違いなく外せない存在です。
