就活生の頃、社会人3年目になったら年収600万円くらい稼いでいると思っていた。
「大手に入れば安泰」「人材業界は成長できる」そんなイメージを信じていた。
でも、現実は違った。
実際の年収は450万円ほど。 仕事内容も、働き方も、想像していたものとはギャップがあった。
この記事では、 大手人材会社で働く社会人3年目のリアルな給料・働き方・ギャップ を書いていく。
まず結論。年収は約450万円
- 社会人3年目
- 大手人材会社勤務
- 年収:約450万円
- 月収:約30万円
- 手取り:約24〜26万円
- 残業:約40時間/月
生活に困るほど低くはない。
旅行にも行けるし、投資もできる。
でも正直、「もっとほしい」が本音だ。
就活の時は人材業界しか見てなかった
実は就活の時、人材業界しか受けていない。
理由は二つある。
一つ目:将来の選択肢を広げたかったから
就活してると、世の中に仕事多すぎる。
メーカー、商社、金融、IT…。
正直やりたい仕事なんてない。就職の軸なんてない。
ただ、働かないと生きてはいけないので、色々な会社のことを知れる人材業界に行けば、
やりたい仕事も見つかるかもしれないし、楽で隠れホワイト会社を見つけられるかもと思った。
そんな不純な動機が一つ目の理由だ。
二つ目:採用は面白そう
二つ目のきっかけは、「採用ってめちゃくちゃ面白いじゃん」と気づいたことだ。
大学時代、私は学生寮で寮長をしていて、新入生の入寮面接を担当していた。
採用に失敗した年は、寮の雰囲気が本当に壊滅した。
入寮者が警察に逮捕されたり、廊下にう〇こが落ちていたり、 いわゆるモンスター新入生が大量に入ってきてしまった。
逆に、過去の失敗を踏まえて「どんな人が寮に合うのか」をしっかり考えて採用した年は、 熱量が高く、寮の文化にフィットする一年生がたくさん入ってきた。
そのとき強烈に思った。
「採用って、組織そのものを変える力があるじゃん」と。
これが、採用に興味を持った二つ目のきっかけだった。
なぜ今の会社にしたのか
理由はシンプルで、ネームバリューだった。
当時の私は、売上規模の大きい企業から順番に受けていき、 その中で最も知名度が高い会社を選んだ。
中小の人材会社だと、そもそも取引先の数が限られてしまう。
一方、大手であれば関われる企業の幅が広く、 その分、自分自身のキャリアの選択肢も広がると思ったからだ。
――ただ、それは建前で。 本音を言えば、
知名度の高い会社に入ればモテると思った。
これが正直な理由だ。
入社して感じたギャップ
入社してから思ったのは、
なんか思ってたのと違う。。。
仕事内容も、給料も、働き方も。全部だ。
仕事内容
正直、人材紹介のRAがどんな仕事なのか、配属されるまでよく分かっていなかった。
どこかコンサルのような、スマートで戦略的な仕事だと思っていた。
でも、実際はまったく違った。
採用が進まなければ、人事から大手競合と比較されて爆詰めされるし、 営業ノルマはとんでもなく高い。
想像以上に痺れる仕事だ。
給料
給料については、入社してすぐに思った。
「え、少なくない?」
都内で生活するのに年収450万円では正直きつい。
しかも入社して3年経っても、上が詰まっていて昇格のチャンスはほぼない。
基本給も2年で2,000円上がっただけで、新卒からほとんど変わっていない。
これはさすがにやばい。
月のノルマを達成するとインセンティブが出るのだが、 その額がまさかの5,000円。
お小遣いかと思った。なめてるのかとすら感じた。
これが率直な感想である。
働き方
激務とは聞いていた。
でも、毎日残業しても仕事終わらん。
これはガチ。
私の仕事が遅いとかじゃなくて、タスクを終えることは不可能である。
(これは人材業界社員が全員共感すると思う)
ただ、リモートワークが活用できて、フレックス制で働ける点はとても良い。
自分のペースで仕事を進められるのは大きなメリットだと思う。
じゃあ転職したいのか?
実は、そうでもない。
給与は低いし、仕事もきつい。
それでも辞めるつもりはない。
なぜなら、転職しても明るい未来は待っていないからだ。
私は「立派なビジネスパーソン」の定義を、
社内外から評価される人間だと考えている。
社内だけで通用するスキルではなく、 社外から「ぜひうちに来てほしい」と声がかかったり、 業務委託として仕事を任せてもらえたり。
そんなマーケットから評価される人間になりたい。
今の私は、まだ社内でも爪痕を残せていない。
だからまずは、社内でしっかり評価される人間になることが先だ。
それに、 RAという仕事は、課題発見力、コンサル力、巻き込み力、企業理解力など、 市場価値につながるスキルが確実に身につく。
だからこそ、今はこの環境でスキルを磨きたい。
自分が「やり切った」と胸を張って言えるようになったら、 そのとき初めて転職を考えればいい。
____ なんてかっこいいことを言ってみたが、
本音を言えば、今の自分のスキルで転職したところで大した価値は出せないし、
使い物にならないだろう(笑)
まとめ
ここまで書いてきたように、 仕事内容も、給料も、働き方も、入社前に思い描いていたものとは違った。
でも、だからこそ分かったことがある。
キャリアは「入ってみないと分からない」。 そして「どこで働くか」よりも「どう成長するか」が大事だ。
給料は高くないし、仕事もきつい。 それでも転職しないのは、 今の環境で磨けるスキルもきっとあるからだ。
この記事が、就活生や転職を考えている人の参考になれば嬉しい。
