イーサリアムが金融インフラになったら、「誰かに管理される」世界が終わるかもしれない

先日、自分が2年かけて開拓したお客さんを、他の部署に引き渡すよう指示があった。従うしかなかった。

別のタイミングでは、組織変更のアナウンスがあったので一週間かけて引き継ぎ資料を作ったら、一週間後に「やっぱりやめます」と言われた。

自分の努力も、時間も、積み上げたものも、会社という「管理者」の一言でひっくり返る。

お金についても同じ感覚がある。
株で利益が出ると、20%は税金として持っていかれる。銀行が閉まっている時間に送金しようとすると、翌営業日まで待たされる。自分のお金なのに、誰かのルールに従わないと動かせない。

子供の頃はお金がなくて不自由だった。
大人になったら今度は、お金を持っていても「管理者」がいて不自由だ。

イーサリアムを調べ始めたのは、そういう背景があったからかもしれない。

イーサリアムが目指しているのは、銀行も証券会社も、誰か管理者を介さずにお金を動かせる世界だ。送金するのに営業時間は関係ない。誰かの審査も、承認もいらない。プログラムに書かれた条件が満たされれば、自動で実行される。

そして、今証券会社に預けているお金が、イーサリアムのインフラに直接流れてくる時代が来たら。中抜きされる手数料も、閉まっている銀行も、20%の税金のルールも、今とは全然違う形になっているかもしれない。

「でも本当にそんな未来来るの?」と思う人もいると思う。

正直、来るかどうかは分からない。ただ、5年前の自分に「AIが仕事の文章を書いてくれる時代が来る」と言っても、信じなかったと思う。今は実際にAIのおかげでデータ集計も文章作成も調べ物も、かかる時間が大幅に変わった。テクノロジーが世界を変える速さは、想像より速い。

イーサリアムがそのAIと同じように、金融の世界を変えるかもしれない。管理者がいなくても、お金が動く世界。生まれた環境に関係なく、誰でも同じ金融インフラを使える世界。

子供の頃に感じた「お金がないと選択肢がない」という感覚と、大人になってから感じた「管理者に振り回される」という感覚。その両方への答えが、イーサリアムの先にあるかもしれないと思っている。

だから私は、不確かだと分かっていても、月1万円だけ買い続けている。

なぜS&P500を資産形成の軸にしながら、それでもイーサリアムにも賭けているのか。その理由はこちらに書いている。

S&P500を月7万円買いながら、イーサリアムも積み立てている理由

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