「イーサリアムって最近よく聞くけど、結局何なの?」
正直、私も最初はそうだった。スマートコントラクト、ガス代、発行上限なし。
専門用語が出てくるたびに「どゆこと?」と思っていた。
この記事は、月1万円でイーサリアムを積み立てている私が、当時感じた「意味不明さ」をそのまま残しながら、調べて分かったことをまとめたものです。教科書的な正確さより、初めて触れたときの感覚を大事にして書いています。
時価総額2位の仮想通貨
イーサリアムは、ビットコインに次ぐ時価総額を持つ暗号資産です。2013年にヴィタリック・ブテリン(当時19歳)によって開発されました。
最初に売り出されたときの価格はわずか0.3ドル程度でしたが、その後大きく価格が上昇し、現在は数十万円台で取引されています。
なお、これは結果としてそうなったという事実であり、今後同じように上昇し続ける保証はどこにもありません。
仮想通貨は将来の価格を予測することが非常に難しい資産です。
イーサリアムはプラットフォーム名である
最初、私は「イーサリアム=お金の名前」だと思っていた。でも違った。
厳密には、イーサリアムは仮想通貨そのものの名前ではなく、さまざまなサービスを動かすための「プラットフォーム」の名前。
ビットコインが「デジタルの金貨」だとしたら、イーサリアムは「アプリを動かすスマホ本体」のようなもの。スマホの中にあるLINEやゲームアプリと同じように、イーサリアムの上には仮想通貨を使ったサービスが作られていて、その中で使われる燃料のような役割を持つのが「ETH(イーサ)」です。

つまり、私たちはイーサリアム上で使えるイーサを購入しています
これを知ったとき、正直びっくりした。「え、お金じゃなかったんだ」と。ここが腹落ちした瞬間、ようやく他の用語も少しずつ繋がって理解できるようになった。
発行上限がない
ビットコインは発行上限が2,100万枚と決まっているが、イーサリアムにはこの上限がない。
これを知ったとき、最初に思ったのは「上限がないなら、無限にお金発行できるじゃん。調整可能ってこと?」だった。
実際、理論上は発行され続けることで一枚あたりの価値が薄れる可能性は指摘されている。
ただ、手数料の一部が消滅する「バーン」という仕組みがあり、利用が増えればバーンされるETHも増える。需要と供給のバランスで価格が決まる設計になっている、ということらしい。
正直、ここは今でも完全には理解していない。でも、理解していなくても積み立てを続けている。
ガス代の正体
イーサリアムを使うと「ガス代」という手数料がかかる。これも最初は意味不明だった。
「手数料としてイーサが消失するって書いてあるけど、イーサリアムってお金じゃないんでしょ?」と思った。実際は、ネットワークの利用者が増えるほど処理すべきデータが増え、取引を優先してもらうための手数料が必要になる、という仕組みらしい。
利用が集中する時間帯は、このガス代が大きく跳ね上がることもある。
スマートコントラクトという技術
イーサリアムの核心にあるのが「スマートコントラクト」。「契約を自動で実行するプログラム」のことらしい。
正直、初めて聞いたときは「自動で取引が実行されるなんてもの、世の中にいくらでもあるじゃん」と思った。サブスクの自動決済とかと何が違うんだ、と。
調べていくと、違いは「誰かに管理されているか」という点にあるらしい。
サブスクの決済は、結局カード会社や銀行という管理者を経由している。スマートコントラクトは、そういった管理者を介さずに、プログラムされた条件通りに自動で実行される。
たとえば、銀行口座も本人確認もなしに、世界中の人と直接仮想通貨を交換できるサービス(Uniswapなど)が、この仕組みの上に成り立っている。
デメリットも正直に書く
調べていく中で、イーサリアムには課題もあることが分かった。
- 処理速度が遅い:1秒あたり10件程度の処理能力で、VISAなどの決済システムと比べると圧倒的に遅い
- ガス代の高騰:利用が集中すると手数料が跳ね上がる
- イーサリアムキラーの存在:Solana(SOL)など、より速く・安いことを売りにする競合チェーンも登場している
これを知ったとき、正直「これ大丈夫なのか」と不安になった。それでも積み立てを続けているのは、処理速度の問題はアップデートによって改善が進んでいること、ガス代についても今後下がる可能性があることを知ったからだ。
完全に解決したわけではないけど、ゼロから期待しているわけでもない。
将来性は、期待と不確実さの両方がある
調べていくと、期待されている話と、不確実な話の両方が出てくる。
期待されている点として、イーサリアム上で新しいサービスが継続的に開発されていること、特定の管理者を介さない仕組みであること、2024年に米国でイーサリアムの現物ETFが承認されたことなどが挙げられる。ただしETF承認は規制の枠組みが整っただけで、将来の価格や「信頼性」そのものを保証するものではない。
不確実な点として、価格の予測は非常に難しいこと、競合チェーンの動向や規制の変化で状況が変わりうること、「インフラとして定着するか」はまだ仮説の段階であることがある。
それでも私が月1万円を入れ続けているのは、もしイーサリアムが本当に金融インフラの土台になれば、銀行口座を作れない人がいたり、手数料で中抜きされたりする今の仕組みの負が解消されるかもしれない、と思っているからだ。社会の課題が解消されるなら、その分儲かるはずだとも思っている。あくまで「賭け」だという自覚はある。
まとめ
最初は、スマートコントラクトもガス代も発行上限の話も、全部意味不明だった。「自動で取引実行されるなんて世の中にいくらでもあるじゃん」「イーサリアムって金じゃないの?」と、ひとつひとつに引っかかっていた。
それでも調べていくうちに、「イーサリアムはお金じゃなくプラットフォームなんだ」という一点が腹落ちしてから、少しずつ繋がるようになった。完全に理解できたとは言えないし、将来がどうなるかも分からない。それでも、月1万円というリスクを取れる範囲で、その可能性に賭けてみている。
なぜS&P500を資産形成の軸にしながら、それでもイーサリアムにも投資しているのか。その理由はこちらの記事に書いている。
S&P500を月7万円買いながら、イーサリアムも積み立てている理由
仮想通貨は価格変動が大きく、将来も不確実です。投資する場合は、当面の生活に影響のない範囲で、自己責任のもとで判断してください。
